アーノルド・シュワルツェネッガー徹底解剖 メンタルパワー

メンタルパワー
精神力・心理面の卓越性

 

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まるでレーザー光線のように鋭い集中力を発揮するアーノルド。この能力は、1980年に再びオリンピア出場を決めたときにいかんなく発揮された。わずか8週間という準備期間を経て出場し、見事勝利を手にしたのだ。結局はこのときもまた(それまでいつもそうだったように)「勝つのは自分」という気持ちでアーノルドは戦ったのだ。

データ
アーノルドと出会った人が必ず認め、驚かされるのが、超人的ともいえるレベルの集中力、意欲と行動力、自信、計画性を備え、目標に向かって進むタイプの人間だということだ。アーノルドほど成功への強い情熱を持つ人間はいないかもしれない。アーノルド自身も、自分に備わったこの特質が、ボディビルダーとして成功を手にする大きな要因になったといい、彼の著作『Arnold: The Education of a Bodybuilder』のなかでこう述べている。
 「私は自分に問いかけた。
『アーノルド、いったいどうしてなんだ? たった5年トレーニングを積んだだけで、どうしてMr.ユニバースのタイトルをとることができたんだ?』
たくさんの人から同じような質問を受けた。そうして私は、自分とほかのボディビルダーとの違いを考えるようになった。いちばん大きな違いといえるのは、ほとんどのボディビルダーは『自分が勝つ』とは思っていないということだった。……(中略)彼らは将来の自分の理想像を漠然と思い描いてはいるが、自分が絶対にそうなるとは確信を持てずにいるのだ。そして、そうした考えが災いすることになる。だが、私は違った。私はいつもこう考えていた。『目標もなくトレーニングするなんて無駄だ』と」
アーノルドのトレーニング仲間のなかには、将来成功するという考えを“夢物語”程度にしか思っていないボディビルダーも多かった。だが彼らと違って、アーノルドはそのときどきの目標をしっかりと立て、集中して取り組んでいた。どの瞬間も未来に向かって進む礎石であると、アーノルドは強く考えていたのだ。
そしてそのために当時のアーノルドが最も重要と考えていたのは、「絶えず筋肉に意識を集中する」ということだった。たとえトレーニングしていないときでも、アーノルドはしっかりと筋肉に意識を向けていた。
 「私はいつも、自分の体をしっかりと意識していた。筋肉の働きを絶えず感じ取っていたし、ワークアウトを始める前には必ず、これから行うトレーニングの内容をひととおり頭のなかに思い描いていた。この作業は、トレーニングがしやすくなるというだけでなく、集中力を高めるための瞑想のようなものだった。トレーニング中は、すべての意識を筋肉だけに向けていた。まるで筋肉に脳を移植したかのように、筋肉の働きだけを感じ取っていた。そして筋肉が働いていると考えるだけで、筋肉に血液を送り込めるようになった」
ジムに一歩足を踏み入れると、アーノルドはトレーニングのことしか考えなかったが、そうではないボディビルダーも多かった。
 「私が行っているのと同じエクササイズを行いさえすれば、私のような筋肉を手に入れられると考えているボディビルダーもいた。だが彼らは、私と同じエクササイズを行っても消耗するだけで、ほとんど成果をあげられない。……(中略)その理由がなぜなのか、私にはわかっていた。違いは、集中してトレーニングを行っているかどうかということなのだ。トレーニング中にはそれ以外の考えはひとつも、頭の中に入れてはならないのだ」
コンテスト当日のアーノルドの集中力とメンタルパワーのすさまじさは、まさに“伝説”のように語り伝えられている。
そのひとつが、アーノルドはライバルたちを心理面で圧倒する能力を備えていたという話だ。そして、その例としてたびたび引きあいに出されるのが、映画『鋼鉄の男』のなかに登場するライバルたちとの駆け引きだ。こうした場面の多くで、アーノルドは自分がコンテストで勝つと、単に「確信する」といったレベルでなく、勝つことが「わかっていた」のだ。そう考える能力を備えていたからこそ、アーノルドは実際に勝利を手にできたのだ。
アーノルドが“ポジティブシンキング”のパワーを活用して目標を達成した例は語り尽くせないほどある。ボディビルだけでなく、それ以外の分野でも、そうした例は数えきれないほどあるのだ。アーノルドはまさにこの力を使って、その後の数多くの成功を手に入れ、夢を現実のものへと変えていったといえるだろう。

分析
アーノルドは間違いなく「勝者」だ。「敗北」という言葉はアーノルドの選択肢のなかにはこれまで一度もなかったし、これからもそうだろう。アーノルドはまさに、自己啓発のエキスパートたちがいう“人生の勝者”の見本のような人間だ。実際、この分野の専門家のひとりが次のように述べているが、この言葉はアーノルドの口から発せられたと考えても何の不思議もない。
 「人生は可能性に満ちている。もっと大きな考えを持ち、限界を超え、到底不可能と思えることを可能にする余地が人生にはある」
どんな分野であれ、成功している人には共通点がある。それは、人生の成功者は必ず、「勝者の考え方をする」ということだ。恐れではなく、自分の意志や意欲にしたがって行動しよう。アーノルドは常にそうしてきた。そしてその結果、計り知れないほどに大きな成果を手にしてきたのだ。


アーノルドから何を学ぶか

常により高いレベルへと前進を続けてきたアーノルドの哲学を、彼自身の言葉を借りてまとめてみよう。
 「私にとって生きることとは、常にハングリーに、いま以上のものを追い求めることだ。人生の意義はただ生き永らえることではなく、前進し、向上し続け、新たな目標を達成していくことなのだ」
アーノルドが歩んできたように、あなたも勝者の道を進んでいこう。この記事を読んでいるすべての人に、アーノルドのような素晴らしい道を歩んでいける可能性がある。そのスタートを切るために、自分をアーノルドに置き換えて、アーノルドになりきって考えてみるのもいいだろう。アーノルドのなかで素晴らしいと思っている点を真似してみるのだ。アーノルド自身もかつて、あこがれのレグ・パークを理想として、真似をしていた。いろいろな場面で、こんなときアーノルドならどう行動するのか、どう反応するのかと考えてみよう。ポジティブ思考を身に付けるためのベストの方法は、ポジティブな考え方で成功をおさめてきた人の例にならうことだ。そして、ポジティブシンキングで常に夢を実現してきた人の例として、アーノルドに勝る人間はまずいないのだ。

2011 xfit—体づくり、フィットネスのためのトレーニング・栄養情報より転載

 

 

 

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